今日の服#141|いい大人が古着のオーバーオールを大人っぽく着るトライアル(サマー編)
こんにちは。
8月も終わりに差しかかり、そろそろ気分的には秋モード。
今年の夏はこれまでの人生で最高気温を体験した方も多いのではないかと思いますが、わたしもです。。
厳しい夏でしたが、なんとか終わりが見えてきたかな…
ここんところ台風がたくさん発生して、個人的感覚値は9月な気候です。
コースもこれまでと違うし、豪雨も頻発していて異常気象だけど、もしかして今後これがスタンダードになるのかもという気もしたりしてます。
さて。
今回は夏のコーディネートのラスト(かもしれない)、
古着のオーバーオールを使ったコーディネートをご紹介したいと思います。
あまりの暑さに、例年着てた服なのに暑くて着れなかった服もわりとあって、今年は夏服の楽しみの消化不良感も否めませんが、、、
少し過ごしやすい気温に落ち着いた日、
「この夏やってみたかったコーデ」のひとつに挑戦してみました。
テーマは「古着のオーバーオールを大人っぽく着る」。
古着好きデニム好きで、昔古着屋で買ったオーバーオール。
サロペット、や、オールインワン、などしゃれた名前ではなく、リアルにアメリカンカジュアル&ワークなオーバーオールさんです。
年齢を重ねるにつれ、とっても着づらいアイテムになってきましたが、たまに挑戦したくなるときがあります。
以前同じテーマ、同じオーバーオールで挑戦したときは冬で、
カーディガンやキルティングコートの重ね着で合わせてみてました。
この記事。
今回は夏バージョンをやってみようということで。
「オーバーオールって、腰回りがスカスカしていて身体への接地面積が少ないので、インに着るものを薄くすれば夏場も意外に快適に過ごせるのではないか?」という仮説から、薄手のインナーと合わせたスタイルを考えてみました。
子供、または石ちゃんっぽく見えない着方を模索しつつ組み合わせを悩みつつ、
42歳、オーバーフォーティーのオーバーオールスタイルにトライしてみました!笑
それではどうぞー。
今回の服:古着のオーバーオールを大人っぽく着るトライアル(サマー編)
8月19日、最高気温は28.6度。外を歩いても苦しゅうない日でした。
スタイルはこんな感じでした。
アイテム紹介
- オーバーオール:Pointer brand
アメリカの老舗ワークブランド、Pointerの古着。フロントの犬のタグ(ポインターという種類の猟犬)がかわいいです。
買ったとき70年代ごろのものと聞いた気がしますが、調べていたらポインターの刺繍タグは90年代以降のもの、いう記事もあり、結局いつ頃のものかはよくわかりません。が、あまり気にしません。
古い割に青みの残ったインディゴ。ストラップの後ろの部分はロゴ入りのゴムで、かなり年季入ってる感じです。デニムの生地は柔らかめ。
ボタンホールやカンヌキなど、ところどころグリーンの糸がアクセントになっているのが好きです。
タグがいろいろ取れてるのでわかりませんが、サイズはおそらくメンズの34インチぐらい。
テーパードとか、そういう小洒落たアレンジは一切なく、ズボンのシルエットはまっすぐで極太。
裾はまったく詰めてない状態で履いてましたが、ロールアップしてもかなりモタつくのがストレスだったので、思い切って裁ちばさみでカットオフしてスッキリさせてしまいました。
そうすると少しシルエットに変化が出て履きやすくなりました。
- バスクシャツ:セントジェームス
七分袖のピリアックというモデル。生地が薄いので肌触りさらっと気持ちいいです。
ライム×ホワイトのボーダー。
- ヘアバンド:niko and...
バーガンディ×ネイビー×イエロー×オフホワイトの花柄。
- かごバッグ:ブランド不明
生成りのレースとブルーストライプの裏地がついてます。
何年か前、誕生日におばあちゃんにもらったもの。
- サンダル:ミネトンカ
唯一持ってるトングサンダル。鼻緒の部分はネイティブっぽいビーズワーク。
3cmぐらいヒール部分が厚くなってます。
数年前夏のセールで買いましたが、ゲリラ豪雨などが怖くて気がつけばあんまり履いていなかったもの。
久々に履いたらなんだかすごく新鮮で、夏の終わりになってちょくちょく使ってます。
- イヤリング:ブランド不明
ゴールドの輪っかにストーンがさりげなくついているもの。
- ブレスレット:イルビゾンテ
ダークブラウンのレザー×ブラスのチャーム。けっこう長年使ってます。
だいぶ擦れているので、革のお手入れしたいな…
今回のコーディネートで考えたこと
清潔感
清潔感ならブルー系のマリンが王道と思いますが、季節的に秋の気配も感じるので、真夏の爽やかイメージではなく、きれいめなフレンチテイストのバスクシャツは使いつつ、色は少し落ち着かせてみました。(ライムというか、梨色?笑)
それなりに年齢を重ね、自分自身の身も心も70年代ヴィンテージ(ジャンク?)化しつつあるので笑、古着を着るときは、ただ古びた服を着てるように見えないことが大事かと。。
フレッシュな若者の古着の着こなしとはまた違う工夫が必要な気がしてます。
色褪せたり味が出ている古着を取り入れたいときは、その他のアイテムはあまり古びた印象のないものを組み合わせたいなと思ったりします。
ボトムスが古着感強めなら、トップスはきれいめに、とか。
インナーシャツは下着っぽく見えないようなものを選ぶとか。
シワシワのシャツならアイロンで形を整えるとか。
今回はオーバーオールが結構年季入ってるので、その他のアイテムは極力きれいめにするよう気をつけてみました。。
ホントにただの個人的なこだわりですが、だらしなく見えないように、
ヨレヨレ感やダメージ感の少ないもので合わせてみました。
オバちゃん頑張ってます。笑。
大人っぽい要素をいつもより意識して取り入れる
古着でとくに気をつけるのは、今回のオーバーオールのようにダボっとしたアイテムや、
ロゴT、ロゴスウェット、ジャージ、ショーツなど…
油断すると子供っぽい、というか、ともすると子供と同じスタイル??になりがちなので、
古着と組み合わせるアイテムを大人っぽいものや女性らしい要素のあるものに振って、着こなし自体を工夫することで印象をチェンジできたらいいなと思っています。
ちょっとしたアクセサリーや小物がさりげなく意外と効くかも、と最近思ったりしてます。
フェミニン系はあんまり得意じゃないんですが、いつもより若干マシマシで。
今回はボタニカル柄風ヘアターバン、ゴールドのイヤリング、かごバッグ、レザーブレスレット、ネイティブ風のビーズの装飾のトングサンダルで、少し大人エスニック風な雰囲気に振ってみました。そういえばこのブログのコーデに素足で出たことない気がするんですが、今回は素足にサンダルで。
派手&POPになりすぎないよう、なるべく落ち着いた雰囲気を心がけました。。
バスクシャツも半袖ではなく、あえての七分袖で控えめにしてみました。
シルエットに気をつける
ワークのためのオーバーオールというイメージより、ワイドパンツやエプロン的な路線を狙いました。
太いパンツの筒部分を生かしてAライン気味の形を作ってみました。
トングサンダルと合わせるとちょっとハカマパンツ風にも見えなくもないかも。。
感想
オーバーオール、難しかったけど着れないことはなかった気がします。
裾丈を切りっぱなしにしたらパンツがストンと落ちるシルエットになったので、自分では案外良かったような気もしてます。
ストラップの伸びたゴムが気になるけど、ボタンでつけるタイプなので、ストラップだけ交換する方法があるのかも?
オリーブやダークブラウン系のストラップに替えれたりすると印象が変わるかも。機会があったらまた考えてみたいです。
いつもながらごちゃごちゃ書く割にイージーで稚拙ですが、
今回のコーディネートは以上です!
それでは今回はこのへんで。。。
おわり。