今日の服#96|カバーオール、ワークショーツ、ワークブーツ…ワークウェアをトラッドに着てみる
こんにちは。
東京では、台風の去ったきのうから、また日差しが強く少し暑い日が続いています。
先週は20度ぐらいの涼しい日があったかと思えば、今週は30度・・・
きれいに晴れた青空がすがすがしくて気持ちいいですが、
この気温ではなかなか秋ファッションにシフトできないかも・・・。
今回は、先週金曜日のコーディネートをご紹介します!
最高気温27度。午前中は涼しかったので、ワークブーツ(レッドウィングのアイアンレンジ)を出すことにしました。
とりあえずワークブーツを磨きました
この日は朝からけっこう涼しかったので、そろそろミドル丈のワークブーツが履きたくなり、
しばらく履いていなかったので、朝イチでていねいめに磨きました。
2016年の2月ぐらいに購入した、アイアンレンジ。
1年ちょっと経ちましたが、だいぶ履き慣れてなじんだ感じになってきました。
オイルドレザーでマットな感じの革だけど、なるべくやわらかく、控えめなツヤを出す感じにしたくて、オイルではなくクリームで磨いていますーー。
今回のコーデ
靴はこれでいくとして、さて、服はどうするか…
この秋はクラシックブーム?なのか、雑誌やインスタグラムなどをぱらぱら見ていても、
渋めのトラディショナルでクラシックなアイテムや、ちょっと古くさいのでは?と思うくらいオールドファッションな着こなしも結構見かけます。
トラッドテイストは大好きなので手持ちのアイテムはわりとたくさんあります。
ストレートにトラッドやアイビーテイストのアイテムを使って、直球でクラシックにまとめてもいいんだけど、、、
せっかくこの秋はじめてワークブーツを履くから、ちょっとワークテイストに寄せたいなーー。。
なんてボンヤリと考えていて、
今回はあえて、もうひとつのわたしの好きなジャンル、カバーオールやワークパンツなどのワークテイストのアイテムを使ってトラッド風に見える着こなしにまとめることはできないかな?と思い、トライしてみることにしました。
ワークウェアで固めつつ、トラッドな雰囲気でまとめてみたコーデ
ということで今回のコーディネートはこんな感じです。
はいっ。
顔が、ちょっと、こえーです。笑
アイテム紹介
- カバーオール:FOB FACTORY(ネイビー×キナリのギンガムチェック、やや薄手コットン、織り方わかりません)
- ポロシャツ:ラコステ(フレンチラコステ、ネイビー)
- ネクタイ:BEAMS(チャコールグレーに赤系タータンチェック)
- タイピン:VINTAGE(スヌーピーがついてる)
- パンツ:Johnbull(膝下丈のワイドなワークショーツ、ベージュ)
- ベルト:どこのか忘れました(ブラウン×ネイビーのライン、リングベルト)
- ブーツ:レッドウィング(アイアンレンジ、アンバーハーネス、8111)
- ヘアバンド:ノーブランド(ネイビー×ホワイトのピンストライプ)
- イヤリング:ete
- デイパック:グレゴリー(バイオレット)
- ソックス:靴下屋(ぱっきりしたブルー)
- 腕時計:SUUNTO(ベクター、ピンク)
コーディネートのポイント
①ワークウェアしばりでアイテムをチョイス
上着はカバーオール、パンツはワークショーツ、 靴はワークブーツ、と、メインのアイテムはワークテイストのアイテムで固めてみました。
②ワークウェアをトラッドっぽく見せたいポイント
- カバーオールはギンガムチェック、ライトなシャツ生地のものをチョイス。軽めのジャケットっぽく羽織る
- ダークブラウンのアイアンレンジは、少しツヤを出す感じにきれいに磨いて、ショーツ&ソックスチラ見せで履き、レディースらしさと軽さ(を出してみたつもり)で、ラギッド感をやわらげる
③カバーオールのインはクラシック&アイビーなアイテムで
カバーオールがシャツ生地なので、インは生地感を変えたくてポロシャツにしてみました。
クラシックなフレンチラコステに、タータンチェックのネクタイを締めて、ヴィンテージのタイピン(ただしスヌーピー)をオン。
ほどよくきちんと、でもシャツにタイほどのきっちりではなく、というくらいの塩梅にしてみました。
④いつもと違う丈のアイテムの組み合わせでバランスを変化させてみた
・少し長めの着丈のジャケット(カバーオール)
×
・ひざ下丈のワイドショーツ
×
・ミドル丈ブーツ
の組み合わせ。
わたしのいつもの感じだと、パンツはくるぶし丈のテーパードとかで合わせたくなるのですが、
今回はまだ気温高めなこともあり、半端丈のワイドショーツとの組み合わせにトライしてみました。
暑いからといってカバーオールの袖をまくりすぎると、半端丈×半端丈でちょっと間抜けな感じになってしまい、
バランスがやや難しかったです。(なので今回は袖はひと折りするぐらいで行ってます)
トップスが長めでわりとまっすぐなシルエット、ボトムスもやや長めのショーツでワイドシルエット、とくると、
くびれている部分がないので、ずどーんと寸胴(←ダジャレじゃない)になる危険性高めな組み合わせ。。
寸胴シルエット回避のために、ポロシャツはタックイン&ベルトでウエストは高めに設定。。
ネクタイで縦のラインも意識。。
で、脚を少し出して、ボリュームブーツで足元を安定させてバランスを取る、という感じでまとめてみました。
多分、ソックスの丈もこれ以上長いとちょっと危険な感じかもしんないです。笑。
ミドル丈のブーツ×ショーツで脚を出す、というのも、今の季節だからできる組み合わせかも。。。
これ、ドクターマーチンの8ホールでやってもいいなと思いました。
(女性なのでスカートを合わせるのもかっこいいし、もっと寒くなればハイソックスやタイツ、レッグウォーマーという手もあり。
案外、年中いけるのかも??)
レッドウィングのレディースのラインのアカウントが1年ぐらい前にインスタに登場して、時々見てるんですが、
これ↓
www.instagram.com
ワークブーツ履いてるけど女らしい、かっこいい履きこなしは、海外の女性のやってる方法がとても参考になります。。
④小物でアウトドアミックス。普段着仕様に
バッグをどうするか、いつも悩むのですが、今回は服の雰囲気がどちらかというと渋いので、
素材感や色に変化をつけたいな、と思い、グレゴリーのデイパックでアウトドアに振ってみました。
ついでに、スントのデジタルウォッチ(ピンク)もアウトドア系で揃えてみました。
(山ガールブームの頃に買ったやつです・・・笑)
⑤渋めで落ち着いた色味に小物で色を差しました
今回の基本カラーは、ネイビー×ホワイト×ベージュ×ブラウン。
落ち着いた色使いなので、ソックスで鮮やかなブルーと、④でも書いた通り、デイパックでバイオレットを差してアクセントにしてみました。
ワークウェアの好きなところ(個人的好み)
昔のユニフォームチックなものを、あえて普段の洋服として着ているところがカッコイイと思います。
古着やレプリカ的なものになるほど、当時の実物だったり、実物に近いディテールが再現されているわけですが、
意味やルーツがあるけれど、普段着としては使わないポッケとかボタンとかタブとか、必要以上に丈夫に縫ってあるところとかが、
逆に装飾的に思えて面白いです。
ポケットとかを上から貼りつけて縫っていたり、ボタンが無骨な金属だったりデカかったり、丈夫に縫っているので縫い目が目立ったりする、その、かえって目立ってるところが、それらのものをなるべくきれいに見せたり、きれいに隠すように作っているドレッシーな服と対極を行くようで、なんだかイイ。と個人的に思います。
いつもの普段着として頻繁に着て頻繁に洗ってもそれが味になるし、生地や縫製がそうやって着る仕様にしっかりしてるので、気をつかわなくてよく、丈夫で長持ち。
ワークはワークというジャンルで、変わらない普遍性のようなものがあって、流行で形や素材が大きく変わったりしないのもいいです。
今回の生地でクラシック、クラシックっていっぱい書いたけど、クラシック=古きよきもの、ととらえれば、
ワークだってミリタリーだってアウトドアだって、
ジャンルになってしまうぐらい普遍的な意匠として今に残っているものは、クラシックなんだよね、
と、何だか勝手に納得して勝手に説明終了してしまう、今回のコーデなのでした。笑。
意味わかんないまとめですみません。。笑
今回のコーデについては以上です!
ファッション×イラスト の本を買いました
ブログを書いているとわからないことが多くて筆が進まないので、ちょっとは勉強もしなきゃいけないし、
単にイラストが好きなのと、絵が多いほうがわかりやすいので笑、
アマゾンで見かけて気になっていた、アイビーファッションと、アウトドアファッションの本を1冊ずつ買いました。
絵本アイビー図鑑 The Illustrated Book of IVY
- 作者: 穂積和夫
- 出版社/メーカー: 万来舎
- 発売日: 2014/12/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
確かにこの方のイラスト、何度も目にしたことがある。。
アイビーの基本アイテムの名称、形、柄、着方など、
POPでかわいいイラストで詳しく図解されていて、とてもわかりやすいです。
この方のイラストは線と色がはっきりしていてとてもきれいでわかりやすい。
男の子のアイビーだけでなく、女の子のアイビーについても触れられているのもけっこう珍しくて嬉しいです。
- 作者: 小林泰彦
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 文庫
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小林泰彦さんの本は、以前、60年代後期のストリートスタイルをイラストでルポした「世界の街」という本を古本で買って好きになりました。
アウトドアウェアのルーツ的なところから、アイテムの種類だったり、機能だったり、ブランドだったりというのがファッションの観点から網羅的に触れられているマニアックな1冊です。
わからないことも多いですが、古い本なので逆に「このアイテムのルーツって、そうだったのかーー」と初めて知ることばかりで、とても勉強になります。。
絵や写真も多いけど文章も多いので、なかなか読み進められてませんが。笑。
どっちもまだパラパラっとしか読めてないので、
これから少しずつ。。。まずはアイビーかな。
★
近況など
きのうは多摩川からも富士山が見えました!
きっと台風のあとで、空気が澄んでいたからだろうな。。
三連休でしたが、気分の上下もあったり、ちょっと無理して動いたり、あまりゆっくりできずちょっと疲れ気味な連休明けの火曜日です。
スカッと気持ちよい秋晴れなのが、救い。
今回のブログ記事も少しずつ書き進めていたのですが、4日も経ってようやく完成です。笑。
いろいろやりたいこと(何の役にも立たないことも多いけど)があるのですが、時間と体力が追いつかないです…。
少しずつ、進めてたり、頭のなかで温めてたり。
こんなことやってて意味あるのかと思うようなことも多いですが、それは今はあまり考えないようにしています。
とりあえず、後頭部から首の後ろと肩がガッチガチに凝ってて、痛ってぇーー。笑。
でもまあ、元気です。
今週もマイペースにがんばろうと思います。
それでは、今回はこのへんで。
おわり。