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今日の服#91|涼しい雨の日のワークベスト×白シャツのコーディネート

こんにちは。

きのうから東京は雨模様。
今週は長袖でもOKなぐらい気温が低く、ずっと雨がつづく天気予報なので、
あまり気分も上がらずモヤモヤしちゃいますが、気分転換も兼ねてブログを更新したいと思います。

今回は、きのうのコーディネートをご紹介したいと思います。
これを使ったコーデです。

ブラウンダック生地のワークベスト。フェローズというアメカジで有名なブランドのものです。

何か原型となる形があるモデルなのかどうかは知りませんが、
硬い生地感と太い糸のステッチ、胸ポケにペンが差せるようになっていたり、シンチバックだったり、ワークテイスト濃いめのアイテムです。

このブログでコーディネートの記事を書きはじめてから、おそらく初めての登場かも?

デニムのワークベストも何枚か持っていますが、ブラウンダックって土の色だし、生地はでこぼことゴツくて頑丈。
クラシックなアメリカンワーク、ラギッド感が強くてかなり男っぽいアイテムだと思います。

いや、そもそも、ダック地ってどういう生地?
ってちゃんと知らないので調べてみました。

ダック=キャンバス=帆布
綿や麻の太い糸で密に織った厚地の丈夫な平織り物。帆布はキャンバスより厚手でラフ感のあるものを、ダックは少し薄手のものをいう場合があるがはっきりしない。
通常綿の場合、10番手ぐらいの太い糸を厚さに応じて2〜8本撚り合わせて使う。
船の帆(帆布)、画布、テント、鞄などで使われていたが、服地としての用途も広い。
出典:テキスタイル用語辞典(成田典子著)


そっか、ダックってキャンバスと同じなんだ。
ブラウンダックといえば、カーハートのペインターパンツのイメージありますが、こんな記事も。

ブラウンダックは、カーハートの伝統素材である。
ダックとは、太い糸を密に織り込んだ平織りの生地のことであり、ハリと耐久性の面で非常に優れている。
(同じくワークウェアの定番生地であるデニムは、柔らかい半面摩擦に弱い綾織である。)
そのダックを、カーハート流にやや赤みを帯びたからし色に染上げたものがブラウンダックである。
またはじめは非常に硬いダック生地だが、洗いを繰り返していると徐々に柔らかくなり、抜群の着心地を発揮する。
洗濯や着用を繰り返すうちに抜けていく色がまた表情を豊かに変貌させ、シワやアタリは白っぽく風合いを醸し出す。
履けば履く程愛着のわく、そういった意味ではデニムによく似た素材といえる。
出典:carharrt(カーハート) | 国内最大3S総合ウェブマガジン「R/ForA MAGAZINE」

キャンバス地をブラウンに染めたものがブラウンダックということか・・・
と今さら理解した次第。。知ってるようで全然わかっていないことが大杉。

生地の凹凸感や色合いが好きで、昔、古着屋でカーハートのブラウンダックのカバーオールを買ったこともありましたが(襟がコーデュロイのもの)
どう着てもいなたい感じにしか見えず、うまく着こなせなくて結局手放してしまった過去もあります。

このベストはそのリベンジ的な感じで買ったんですけど、
やっぱりわたしの乏しいアイデアではこの土っぽい雰囲気をうまいこと着こなすことができず(どうしても男性にしか見えないコーデになってしまう)、
秋冬になると何度かチャレンジはするものの、結局ほとんど着ていない、とてももったいない状況になってます。。うーむ。

少し前にインスタグラムで女性がブラウンダックっぽいのワークウエアを着こなしている写真を見て、
近いうちにブラウンダックをなんとか攻略してみようと思ってました。笑。
こちら↓

上下ブラウンですがかっこよく決めていていいなぁ・・・と。

こっちはブラウンダックじゃなくてシープスキンのベストらしいですが、今回のスタイルの参考になるかもしれないと思いました。

前置き超ロングになりました・・・ごめんなさい。。

きのうの天気は雨。降ったり止んだりのお天気で、出かける前からかなり本降りでした。
気温は27度ぐらいで半袖シャツ一枚ではちょっと寒いかも?な日だったのと、ボトムスの裾が濡れるのが嫌だったので、
このベスト×ショーツ×雨靴を使って、コーディネートを考えることにしました。

うまいこといったか、微妙な感じもしますが、ご紹介します〜〜。

今回のコーデ

アイテム紹介

ワークベスト:Pherrow's(ブラウンダック)
シャツ:SERO(ホワイトのボタンダウンシャツ、生地はピンオックス、形はプルオーバー)
ショーツ:johnbull(膝下丈のワイドショーツ、ベージュ)
ソックス:SKATERSOCKS(ホワイトにブラックのライン、チューブソックス)
靴:STUSSY LIVIN' GENERAL STORE(MOONSTARのブラックのレインスニーカー)
バンダナ:ユーズド(ブルーの花柄、MADE IN USA)

時計:ジャーナルスタンダード×PEANUTS(ブルー×ホワイトのストライプのベルト)

ブローチ:PINCEAU(エンブレム)、妹のハンドメイド(花柄)

コーディネートのポイント

  • 夏アイテムにベストを重ねて、色合いで秋らしい雰囲気を出してみた

半袖シャツ×ショーツという夏アイテムのセットに、ブラウンのベスト×カーキベージュのパンツの土っぽい色合いで、秋っぽい雰囲気を出してみました。

ベストの生地が重たいので、ベストはフロントボタンを開けて着て、前からはホワイトのシャツを見せて色の配分を調整したつもり。。
白シャツの裾はINするかOUTするか迷いましたが、今回は出してレイヤードさせ、ベストとショーツの間にホワイトを挟んで軽さを出す感じにしてみました。

  • 差し色ブルー、柄は花柄とストライプで、さわやかさと柔らかさをON

小物で色柄をプラスしてみました。
鮮やかなブルーにホワイトの花柄のバンダナと、ホワイトにライトブルーの、同じく小花柄のブローチ。
ブルー×ホワイトのストライプのベルトの時計をチョイス、白シャツのアイビーテイストと合わせつつ、ソックスのラインとなんとなくリンクさせる感じで。

  • 重心がどうしても下がるので、工夫してなるべく上げてみる

けっこう雨が本降りだったので、この靴とパンツありきで組んだコーディネートでした。
靴とベストが色も雰囲気も重めなのと、ショーツが膝下丈なので、どうしても重心が下がりぎみになり、スッキリ見えないので、
・ベストのシンチバックのベルトをぎりぎりまで絞って、横と後ろから見たときにウエストをシェイプした感じに見せる
・バンダナや時計などの小物に鮮やかめな色や柄を使うことで、目線のポイントを分散させる
など、自分なりに工夫はしてみましたが、きのうの写真を改めて見てみると、まだちょっと重かったな・・・と思ったりしてます。

  • ワークベストに全然違うテイストのブローチをつけて、ハズし

女子要素をもっといれたいと思ったのですがけっこう難しく、
思いつきで、ワークベストにブローチをつけて遊び心をプラスしてみました。
トラッドテイストのエンブレムのブローチは、白シャツのテイストとそろえ、
花柄のブローチは、ブルーの花柄をバンダナとそろえてみました。

  • 足元はスポーティーにまとめて、クラシックワークテイストを街着っぽくカジュアルダウン

足元はソックス×サンダルぐらいで軽く行きたいところだったのですが、
結構な雨だったので、ステューシー×ムーンスターのレインスニーカーで。
ソックスはシャツのホワイトを取って、白ベースに黒のラインのチューブソックスで、ここだけストリート&スポーツテイストを混ぜて、カジュアル感を出してみました。

感想としては、、これはこれで悪くはない気もするけど、
軽さを出すならソックスはもっと短く、シャツはINでベルトでウエストマークしたほうが良かったかなぁと・・・
ショーツの丈も少し短いものにするか、グルカショーツみたいな、裾広がりのものにしたほうが、抜け感とか軽さが出たかもしれません。

むむむ、むずかしかったです。。

このベスト、やっぱり自分にとってはかなり手強いアイテムなので、そのうちまたコーディネートを考えて、再挑戦しようと思ってます。笑。

ワークウエアを女性のファッションアイテムとしてうまく着こなすコツ(ってなんじゃろ・・・)

丈夫で長持ち、ガンガン洗えて普段着にも重宝するワークウエア。
体を動かして働くためのユニフォームだから、無骨で色気はなく、素材も硬いものが多いから、こなれるまでは時間がかかるけれど、だんだん体になじんでくる過程も着る楽しみのひとつ。
ワークパンツやカバーオール、オーバーオール、ツナギ、ワークコート、キャップやハットなど・・・どれも好き。
耐久性も含め考えると、ほかのジャンルの服よりもコスパもかなり良いのではないかと思ったり。
ちょっとぶかっとしたシルエットを女性が着るのも、男性とは別のかっこよさやギャップのかわいらしさがあるような気がして好きなスタイルです。
ロングヘアの女性が着ると、さらにかっこいい感じがします。。
今回はアメリカンなワークウェアですが、ヨーロピアンなワークウェアになるとまた別の良さがあって、大好物です。

でも、そもそも男性向けに作られた仕様のものがほとんどだから、女性が女性らしく着こなすには、男性と違った工夫が少し必要なように思います。
最初にご紹介したインスタの女性の例も参考にすると、、、

体の細い部分(首、手首、足首、ウエスト)を見せるのがポイントなのかな?と、見ていて思ったりします。
・トップスの袖まくりだったり、
・パンツを含めた全体のシルエットだったり(女性の場合トップスINでウエストマークはセオリーなのかも?)
・あとはパンツの丈と靴かな…。足首はキュッと見せるほうがカッコいいのかも。

どこかに華奢な感じを出すと、女性らしい雰囲気が醸し出せるのかもしれないですね。
自分の場合、ただボーイッシュになりがちでなかなか攻略できてなかったので、次回から気をつけてみようっと。。。

ちなみにこういうパンツも見つけたのですが、ブラウンダックでも、雰囲気が柔らかい感じに見えます。
裾に向けて広がりのある、ワイドパンツみたいなワークパンツ。OrSlowのもの。
(ビームスボーイ) orslow (オアスロウ) × BEAMS BOY / 別注 ブラウン ダック ワーク パンツ 13240670611 ONE SIZE ブラウン …

同じく、ゆったりしてるけど着丈きもち短めのフードジャケット。
ふわっとしたワンピースに合わせてるのがかわいい。
ワークアイテムを、女性しか着ないような柄や素材のアイテムと組み合わせるアイデアを考えるのも楽しい・・・
(ビームスボーイ) orslow (オアスロウ) × BEAMS BOY / 別注 ブラウン ダック フード ジャケット 13180532611 ONE SIZE ブラウン …

いろいろあるなあ、勉強になります。。。
ワークアイテムだから、って考えを固定せず、ブラウンやオリーブのパンツだよ、みたいに自由に解釈していろんなテイストで組み合わせていけば、コーディネートの楽しさが広がっていくような気がしてワクワクします。
ワークアイテムはストリートテイストの着こなしでも使われていたりするし、
シンプルでオーセンティックなアイテムだからこそ、型にはまらない自由なアレンジでコーディネートしている人もたくさんいますよね。

わたしも、もっとアタマをやわらかくしていろいろ試してみたいと思いますーー。

以上、かなり中途半端ですが、今回のコーディネートはこれにて。


ほかにも書くつもりだったのですが、
深夜になってしまい、寝落ちしてしまいそうなので笑、今回のブログはここまで。

関東は急に肌寒くなり、お天気もすぐれない日が続いてますが、
みなさま風邪など引かれないようお気をつけください!

それでは今回はこのへんで。
おわり。