今日の服#76|ワークコートにスラックス&ローファーで…音楽家風??
こんにちは。
わたしの住む東京ではこのところぐっと気温が上がり、外を歩いていてもポカポカ陽気が気持ちいい感じになってきました。
冬はアウターから小物から、アイテム数がいっぱいで書くのがタイヘンでしたが、、、
春になり少し薄着になり、ブログも書きやすくなる…といいなーー、と思います!笑
というわけで…
今日のコーデのご紹介。
今日もざっくりめに書きますーー。
今日のコーデ
デニムのワークコートに、ピンストライプのスラックスとタッセルローファーを合わせたスタイルです。
コートのインはホワイトのスウェットパーカーで、中にはタータンチェックのボタンダウンシャツを着てます。
アイテム紹介
- デニムワークコート: Johnbull
- スウェットパーカー: Johnbull
- ボタンダウンシャツ(レッド系タータンチェック): Itazura Tokage
- ウールのスラックス(チャコールグレーのピンストライプ。ワンタックの腰周りゆったりめのテーパード、クロップド丈): niko and...
- タッセルローファー: Dr.Martens
- ソックス: &LIFE SOX(ホワイト系のタータンチェック)
今日のこだわりポイント
ワーク&トラッドミックス
ボタンダウンシャツ、ピンストライプのスラックス、ローファー、タータンチェックのシャツとソックスでトラッドテイストをメインに。
ニットではなくスウェットパーカーをインに着て、ガチガチのトラッドにならないように少しアイビーリーグの大学生っぽい感じも意識してみました…。
さらに、テーラードジャケットではなく膝丈のワークコートをガバッと羽織り、ワークテイストをオン。
このデニムのコートはワークコートではありますが、デニムが薄めの生地で軽く羽織れるのと、ワークコートだけにシルエットがゆったりめにできていて、ちょっと羽織るのにすごく重宝します。
薄いのですとんとしたシルエットになり、ルーズでありつつ縦長のラインも作りやすい!のがポイント高いです。
音楽家のタキシードスタイルを意識(えーっ…)
実はこの日、近所にある高齢者の方の介護施設にお邪魔して、グランドピアノでお年寄りの歌の伴奏をする、という機会がありまして。。
初めてのことなのでとても緊張していたのですが、好きな服を着て少しでも緊張を紛らそうと…笑。
さらに、誰にもわからない自分だけのこだわりで気分を上げようと…笑。
で、前日に何着てく?と考えました。
連想…
グランドピアノ→音楽家
じゃあこう?
(この人、作曲家のリストさんです)
ロングのテーラードジャケットに白のドレスシャツ、ボウタイ、スラックスに黒の革靴。ヘアスタイルはボブ。笑
んー、でもここまで正装するのはちょっとシチュエーション的に違う。笑
もっと動きやすくて親しみやすいカンジで…
もう一度連想。
グランドピアノ→ピアニスト
グレン・グールド(1932-1982)
名前は聞いたことありましたが、気になったので、Wikipedia で調べました。笑
20世紀で最も個性的なピアニストと言われ、とくにバッハのピアノ演奏で有名なカナダ人の天才ピアニスト。
美しいアイドル的容姿(!)と確かな演奏テクニック、独自の解釈でのクラシック曲の斬新な演奏(とくにモーツアルトの曲の演奏がかなり独特で個性的、らしい)、極端に低くした自前の椅子での猫背で弾くスタイル、などでとても癖のあるピアニストですが、保守的なファンからは批判もあったものの、大物指揮者や共演者からの才能への評価は高く(トラブルやエピソードもいろいろあるみたいですが)とても、人気のあったピアニスト。
50才にしてこの世を去ったそうです。
Apple Music でバッハの演奏を少し聴いてみましたが、メリハリや表情が豊かな演奏で、わたしはすごく好きかも!
話がメッチャそれてますが、、、
グレン・グールドさんはクラシックの伝統的な正装スタイルもあまり好きではなかったようで、お気に入りのニットやコートスタイルなんかで登場したりしてたそうです。
そもそもコンサートホールでの演奏会にも批判的で、自分の演奏の発表はレコードのリリースがメインだったとか。ラジオのパーソナリティもやっていたそうです。
ニワカ知識なのでいい加減な説明で、ファンの方、すいません。。
要は、クラシックの演奏家のスタイルもいろいろなんだなー、と。。
自分らしいスタイルでいこう、
このワークコートの襟はテーラードジャケットみたいだし、ロング丈だから、ピンストライプのスラックスと合わせて、音楽家のタキシードに見立ててみよう、靴はきちんと革靴で!
インはドレスシャツではなく、グレングールドのように、自分が気に入った動きやすいものを着よう!
そもそもお邪魔する先が介護施設なので、その場の雰囲気から浮かない服で、動きやすさ親しみやすさは大事かなと思いました。。
ということで、かなり無理矢理ですがこのスタイルに相成りました。笑。
音楽家風に見えて…こないですよねそうですよね。。笑
で、肝心のわたしのピアノの演奏はというと、、、
テクニックはヘタレですが、楽しんで弾けました!
グランドピアノを思いっきり弾ける開放感と、お年寄りの方々の歌の温かい雰囲気を感じて、なんだかすごくほっこり。
「見上げてごらん夜の星を」
「上を向いて歩こう」
「瀬戸の花嫁」
「いつでも夢を」
などなど、いろいろ弾いてきました!
昔の曲をYouTubeで予習して行きましたが、まさに新境地の開拓!です。笑
次回は何にしようかなーー。
どうせ弾くなら、おじいちゃんおばあちゃんに人気のある歌を覚えて行って弾きたいなー。
歌を通じて世代を超えて一緒に楽しめるのってすばらしいなーうれしいなーと思いました!
緊張してたので帰ったらクタクタでしたが、
初めて通る帰り道、歩きながらたくさん桜も見れて、嬉しかったです。
ではでは、今日はこのへんで。
おわり。