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今日の服#64|古着のオーバーオールをすっきりキレイめに着る

2日前のコーデ。
昼間は妙にあったかく、夜になってメッチャ冷える日でした。

降っていた雨がやんで、ちょっと出かけるというときのコーデ。
あんまり気合いは入っていません。
日暮れからの寒さに備えて防寒はしつつ、いつもより軽めに。

大掃除の作業もいろいろあったりしたので、汚れてもいいオーバーオールを久々に着てみることにしよう、ということで、
「古着のオーバーオールをできる限りきれいに着こなす」というのが今回のテーマ。
やってみたのは、こんなコーディネート。

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Outer: Mackintosh Philosophy(wool quilting hooded coat,purple)
Overall: Pointer(vintage,denim)
Cardigan①: unknown brand(v-neck,wool,charcoal gray×star pattern)
Cardigan②: Human Woman(cotton&alpaca knit,crew neck,navy)
Stole: Herios(bandana pattern print,navy)
Socks: &life sox(white rib socks)
Shoes: Dr.Martens(tassel loafer,black)

このオーバーオールは、自分の中では着こなし難度Eクラスの古着…。なので、登場機会も少なめ。
オーバーサイズで、ずどーんとしたドカンシルエット的な太さ。
サロペット、とフランス語で言ったりすることもあるけど、このタイプはアメリカンワーク的な、ザ・オーバーオール、だと思います。
古着アメカジ&リアルなワークテイスト、カントリーテイストなどのイメージやテイストに変化をつけるのがすごく難しいアイテム、と個人的に感じます。
わりと均一に色落ちしちゃってるデニムなので、味のある渋いニュアンスにもならない。
何より、メリハリがなく下半身にとてもボリュームが出るので、石ちゃんっぽいポッチャリ体型や、子供っぽい感じに見えやすい。笑。

やばい。改めて挙げてみると40歳の普段着として着るには本当に難しい要素満載。。
こういう、素材やシルエットがきれいに加工されていない無骨なまんまのアイテムや、要素として子供っぽい可愛さをもつアイテムなんかが、いよいよ難しい年齢になってきたと実感する昨今であります(´∀`; )
どおりで登場機会もほとんどないわけだ…。笑
今回は、これをなるべくスッキリきれいに着こなす方法にトライしてみました!


レイヤード。
アウターはウール素材のキルティングコート。ジャストサイズで腰が隠れるくらいの着丈。
ロング丈のものをオーバーオールの上に羽織って、オーバーオールを少し隠しつつ、縦長のラインを作るよう意識してみました。
インに着たのはネイビーのクルーネックの薄手ニットカーディガン。
ハイゲージで柔らかく、少しつやのあるなめらかな編み地。
色ムラが少なく、上品感のある編み地を生かして、
カーディガンというのはいったん無視して、フロントボタンを上まで全部留めてネイビーのヘンリーネックのインナー風にして着ました。
薄手なのでインナーにしてもモコモコせず、ボリュームを抑えられてすっきり。アンゴラ混のニットなので防寒対策にもなります。
ネイビーのバンダナ柄ストールで、首元にスカーフ風のアクセント。インナーの色をネイビーで揃えて、ゴチャゴチャしないようにして、色味の違いや柄で少し変化をつけました。

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コートを脱いだ状態。
よくわからないブランドの服ですが、ジャストサイズのVネックのニットカーディガンですっきりと。
スター柄の編み込みで可愛らしさは出しつつ、色はチャコールグレーで子供っぽさを回避、したつもり。。


古着の色褪せたデニムオーバーオールと、きれいめブリティッシュテイストのキルティングコートの対比。
ネイビーコーデに、面積の大きいウールのキルティングコートでマットなパープルをぶつけて、シックな素材感と色的に華やかさをプラス。
ポインターのパッチの犬がかわいい。


パンツの裾はロールアップして、足首のホワイトソックスを見せ、靴はブラックのごつめタッセルローファーできちんとさせつつ、メリハリも。
ワークブーツでも、スニーカーでもなく、今日はタッセルローファーで変化をつけてみました。

イマイチだったと思うのは、パンツの裾の折り返し方。裾の縫い目を出す感じで4回ぐらいロールアップしたんですが、縫い目は見えないようにキレイに折り返したほうがすっきりきれいに見えたんじゃないかな、と後で見返して思いました。
いっそ、ロールアップしなくていい長さに切っちゃいたい、と思ってたりします。

今回の、自分なりの古着オーバーオールの攻略法…。
まとめると、

  • オーバーオール以外は古着アイテムを使わない
  • 色数を絞ってダークカラーですっきりまとめる
  • 粗野感を消すため、オーバーオール以外はきれいめな素材感のアイテムを選ぶ
  • ワークテイストを中和するため、別のテイスト由来のアイテムを中心に選ぶ
  • 今回はキルティングコートやタッセルローファーでブリティッシュトラッドテイストをぶつけてみました
  • オーバーオール以外のアイテムはスッキリシルエットを心がけ、なるべくボリュームを抑える
  • Vネックのニットやスカーフ巻きで、子供っぽさを抑える
  • 足首が見える長さのパンツ丈にし、パンツと靴の間に抜けをつくってメリハリを出す

そんなところでしょうか。

今回参考にしたのは、このコーデ。。
古着感強めのオーバーオールの上からビーチクロスのベストを重ね、きれいなブルーのアランニットのカーディガンをざっくり羽織ってます。シャツを着ないで首元すっきりな感じが大人っぽく見えるし、クラシックな雰囲気のアイテムと粗野なオーバーオールの対比がいい感じのバランスだなと思いました。
アランニットのカーディガンのくるみボタンも可愛い。。

ちなみに、オーバーオールのスタイルはロングコート
を合わせたこれもかわいい。黒のタートルニットをインナーにしたのも渋くていいな…。コートの裏地が赤のチェックっていうのも可愛いです。また別の機会に真似できたらしてみたいです。

いやー、今回は難しいコーデでした!

ちょっと後ろ向き発言になってしまうけど、だんだん、シルエットがよくなかったり、生地がくたびれたり色褪せたりしている古着を着こなすのが難しくなってきてるのを感じます。
昔は可愛いなと思って着ていた物を久々に着ると、悲しいかな、自らのくたびれ感が目立つような…笑
人間だんだん歳をとって、見た目的にもエイジングされていくんで(^^; 、どこかにきれいな要素をミックスしたり、シルエットにメリハリをつけないと、老け感が強調されちゃったり、顔と服がアンバランスになって痛さが出てきてしまったり。

フレッシュで存在自体がかわいい、10代20代と同じ着こなしではきっとダメなわけです。笑
40代、1970年代生まれ、存在自体がヴィンテージになってきてるんで!笑。
とくに女性は枯れてくことを美しさととらえられづらいんで、おばあさんになる前のおばさん世代が、加齢の変化にどう対応してくか?がとても難しい!と個人的に思います。。

だからこそ、どうひねりを加えるか、どうアジャストしていくか、を考える楽しみもあるわけで。
どう工夫してももう着れないアイテムもこれから出てくるような気がするし、逆に年取ったから似合うアイテムや着方も出てくるような気がします。
今だからできる着こなしを考える、ってのが永遠のテーマなのかな。
老けるのは怖い!でもカッコ良く歳を取りたいもんです。。



余談。
きのうはカーテンを洗濯したりベランダを掃除したり。大掃除、めんどいなー嫌いだなーと思うけど、日頃気になりつつも放置していたところをキレイにするいいチャンス。
できる範囲で、クリアにして今年を終えられたらいいなー、と思います。

12/31も1/1も、同じ1日の長さだから、ほかの日と変わんないはずなのに、なんだろう、年の瀬のこのバタバタ感。
ちょっと買い物に出ても、いつもと違う雰囲気やテンションに飲まれそうになり、なんだかすぐに疲れてしまいます。

キャパシティオーバーでテンパって疲れ切らないように、ほどほど適当マインドを忘れずに過ごしたいなー、と思ってます。

クリスマスあたりから食生活のモードもいつもと違うから、体重が少し増えてる∑(゚Д゚)
正月太りで服が着れなくならないよう、気をつけようと思います!笑。

おわり。