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今日の服#61|ラギッドでトラッドなスタイル

今日は昔飼っていたネコのお墓参りに行ってきました。
東京は、朝からあたたかい日差しが広がり、
風もなく、12月にしてはポカポカと過ごしやすい天気でした。
日陰に入ると寒いのでアウターは必要なのですが、それほどがっつり着こまなくてもいい感じ。

ここんとこ、ラフな服装が続いているような気がしたので、
今日は少しきちんとめに服を着て出かけようと思いました。

そんな、本日のコーデはこんな感じ!
髪もハネているし、ちょっと写真がいまいちなのですが、アップ。

テーマは、「ラギッドなトラッド」って感じかなぁ…。


Outer: Johnbull(military balmacaan coat,olive)
Knit: The Scotch House(crew neck sweater,pink&gray&white argile check pattern,used)
Shirt: Paul Smith(button down shirt,white)
Tie: Helios(bow-tie,bandana pattern)
Pants: niko and...(pin stripe slacks,wool)
Shoes: Red Wing(Iron range)
Stole: Helena Ruuth(tartan check alpaka stole,brown and beige)

ミリタリーテイストのステンカラーコートを買いました!
今年は予算的に厳しくて…冬のアウターは我慢するか、ウールのコートを古着で探して、いいものがあれば検討しようと思っていました。
グレンチェックのウールのコートを探そうかなぁとうっすら思っていたのですが、、、
このコートを試着して、ひとめ惚れ。。

秋物として、本格的なモッズコートをいつか買いたいなー、とかねがね思っていました。
イギリスのモッズスタイルに憧れて…

このコートは、ざっくり羽織れて中にいろいろ重ね着が可能なこと、
秋から春まで長い期間着れること、
別売りのライナーブルゾンをすでに持っていて、このコートのインナーとして装着できることが決め手となり、
冬物の分厚いアウターではないけれど、今年のアウターはこれに決めることにしました。

生地はミリタリーテイスト。薄くはない、でも厚すぎず硬すぎず、ちょうどいい感じです。
モッズコートの雰囲気に近くて、ラフで武骨なキャラクターも持ちつつ、
それでいて、形はすとんとした綺麗なシルエットで、比翼のステンカラーコートだから、やや控えめでトラッドな上品さもある。
167cmのわたしがメンズのMサイズを着ても、ラグランスリーブなので肩のラインが合わないという問題もなく、大きいメンズのコートに着られてる感を感じない、ちょうどいい感じのゆったり&すっきりさ。。
トラッドに振っても、アメカジに振っても、ワークテイストに振っても、
自分の手持ちのほぼすべてのアイテムに対応可能なオールマイティーなコートのような気がして。
この冬は極寒の日以外はなるべく重ね着を楽しむぞー、という覚悟の上で、、、買いました。


ラギッドってコトバって、普段はあんまり使わないけど
メンズのアメカジスタイルの説明とかでよく出てくる・・・。

「rugged」という英単語の直訳的な意味は
でこぼこの、ごつい、いかつい、洗練されてない、荒削りな、無骨な、、、だそうです。
(研究社:新英和中辞典より)

ファッションで無骨な、ってコトバをよく耳にしたり
自分も真似して使ったりしてますが、
ミリタリースタイルやアメリカ&ヨーロッパのヴィンテージワークスタイルなどにルーツを持つ
粗削りでラフな男っぽいスタイル、という解釈で、だいたい合ってるのかな…?

ラギッドスタイルって、こういうイメージ。

今日はこれを、トラッドスタイルとミックスすることで、
きちんと感&ラフ感の両立を目指しました!


コートの中。
アーガイルニットにボタンダウンシャツ、ボウタイ。
タータンチェックのストール。
アイテムは全部、直球トラッド。


えりもと。
ボウタイはすごく久しぶりにつけました。
柄をアメカジに寄せてバンダナ柄にしてみたけど、ネイビーのものがほかにないから、若干浮いたかな?無地のほうが良かったかな…。バッグなどでアメカジテイストを受けるアイテムを追加しても、良かったのかも。。

ニットとストールは、ピンクやベージュなどの肌なじみのよい柔らかい色&風合いで、
優しい雰囲気になるように気をつけました。


ボトムスは、ピンストライプのスラックス。
タックの入ったテーパードですっきり。丈は短め。
靴はレッドウィングのアイアンレンジ。
男っぽいハードなワークブーツを、紐をぎゅっとしめてタイト目に履きました。
コートとパンツと靴だけ見ると、超男っぽい組み合わせ。
パンツはドレッシー、靴はラギッド、コートはドレッシー&ラギッド…って感じかな?


Socks: &life sox(wool rib socks,off white)

ベンチに座って足元を撮ったところ。
コートのブランドタグが意外と目立つのですが、ミリタリーっぽいラベルがとってもいい雰囲気!です。
ラベルの色とストールのチェック、ワークブーツをブラウンで合わせたのも、個人的なポイント。。


最後に足元。
スラックスの丈がかなり短め。
niko and...というレディースのブランドのもので、もともとクロップド。
エストはイージーになっているのである程度腰の位置で裾丈は調整可能なのですが、
大柄なわたしにはやっぱり少し短め。
それでも、このブーツと合わせるときは短めが奏効して
ブーツ全体とソックスの色をアクセントとして見せられるイイ感じの丈になるので、
このパンツとアイアンレンジの組み合わせは、個人的に好きです。

アイアンレンジのつま先がだんだん傷ついてきたので、
そろそろちゃんと磨いて、オイルを入れてあげたいなーと思ってます。。


まとめ
無骨さときちんとさが両立できるアウターを主役に、

無骨なワークブーツと、
トラッドテイストのアイテムでインを固めて

ピンクや薄いグレー、ベージュ、ホワイトの柔らかい色でソフトにまとめてみました。
ニットやストールは、見た目にも優しい感じの素材感で、なんとなく女性っぽさもプラスしてみたつもり...です。

このコートは雰囲気ラフなのに、
シルエットがどこからみてもきれいなのが感動的。。
ハード目に合わせてもコテコテになりすぎないでオシャレ感がでそうだし、
レディースっぽい雰囲気の合わせにも、重宝しそうな予感がしてます。
これからどんな風に使えるかとっても楽しみです。

おまけ。
ステンカラーコートといえば...
若いころはモッズファッションで鳴らした、ポール・ウェラー
スタイル・カウンシル時代のこのアルバムジャケットを思い出しました。
この2人のコートスタイルが激オシャレ。だと個人的に思っています。
Cafe Bleu

それでは今日はこのへんで・・・
おわり。